そろそろ梅雨入りですね。
近年では集中豪雨により、ちょっとしたきっかけで、建物への被害も大きくなることもあります。
多いのが、屋上やバルコニーからの漏水。
特にフラットな陸屋根は水が溜まりやすく、勾配が取れていなかったり排水口が詰まっていたりすると、屋上に水があふれ、階下に甚大な被害をもたらします。
保険が適用される自然災害ですが、工事には期間も費用もかかり、入居者への対応が上手く進められないと、退去されてしまうこともあります。収入が減り支出も増え、時間も取られるのが漏水事故ですから、事前に予防しておくことが大切です。
先日も事前チェックで管理物件の屋上に上ってみたところ、
なんとなんと、排水口から木。モチノキかな?結構大きくなりそうな感じですね。苔まで生えて盆栽みたいです。
しっかり排水口を塞いでいます。他にもいくつかあるので溢れることはないでしょうが、このままにはしてもいいことはないので、引っこ抜いておきましょう。
しっかり根を張っているようで、結構しぶといです。
こんなに多くの土、いったいどこから来たんでしょう?
自然のたくましさを実感します。
また同じようなことが起こらないように、きれいに掃いて終了。
屋上の状態は良好です。
1976年生まれ、東京生まれ東京育ちで2人の娘の父です。長く賃貸管理の現場を経験してきました。自身もオーナーとして不動産投資や賃貸経営を行っています。その経験を共有し、皆様の賃貸経営にお役立ていただければと思い本ブログを運営しています。
【保有資格】CPM(米国不動産経営管理士)/(公認)不動産コンサルティングマスター/ファイナンシャルプランナー/宅地建物取引士/管理業務主任者/相続アドバイザー