fbpx

屋上防水の落とし穴 防水しただけでは意味がない!? 工事編

施工会社が決まったら早速工事です。

工事の手順は、

  1. 支柱に穴を開けて水を抜く
  2. 防水層に切れ目を入れて中の水を抜く
  3. グラウト注入工事
  4. 乾かす
  5. 脱気筒の取付
  6. 防水層の切れ目を閉じる

支柱に穴を開けて水を抜く

支柱にドリルで穴を開け、中に溜まっているであろう水を抜きます。
もし水が出てくれば、予想していた通り、グラウト注入工事を行っていなかったことが理由による膨れとなります。
どこからも水が出てこなければ、蒸発したのか、それとも原因が他にあるのかどうかも考えなければなりません。

予想以上に溜まっていたようです。今回は、新築時に行っていたアスファルト防水がまだ効いているため、室内への漏水には至っていないとのことでしたが、それが無かったことを想像すると、背筋が冷たくなりますね。

防水層に切れ目を入れて中の水を抜く

防水層にカッターで切れ目を入れ、中に溜まっている水を抜きます。
凄い量の水…
余談ですが、防水層って結構な厚みがあるんですね。

グラウト注入工事

手摺の支柱にあけた穴から、グラウトを注入します。
1回目は液剤が穴から溢れるくらいまで入れ、暫く時間を置き、沈殿させてから2回目を注入します。

液剤を注入している最中も水が出てきます。

初日はここまで。
これから一週間ほど放置し、乾かしてから最終処理を行います。

一週間ほど乾かして脱気筒を取付けてから防水層の切れ目を閉じる

短時間小雨が降る日はありましたが、おおむね晴れた一週間を過ごし、無事に2回目の工事を迎えることができました。

まずは脱気筒を取り付けます。
脱気筒はどうするか迷ったのですが、暖かくなると、蒸気がこもって膨らむ可能性があるというので、念のため付けました。

蓋をして、ウレタンで切れ目を塞いだら完了です。

あくまでも応急措置としての工事ですが、4~5年は持てばいいかなと思います。
全体的に塗り替えるには、足場を組む必要があり、どうせ足場を組むのであれば、一緒に外壁塗装も行うと効率が良さそうです。
百万円を超える支出にはなりそうなので、費用を貯めておかないといけませんね。

空室・滞納・入居者トラブル・建物メンテナンス等々
賃貸管理のご相談・ご質問はこちらから
ご相談は無料です。

ひとまずメールで問い合わせたいという方

お問い合わせ
お問い合わせフォームへ

今すぐスタッフに相談したいという方

電話でのお問い合わせ
03-6413-9987

関連記事

  1. 屋上防水の落とし穴 防水しただけでは意味がない!?

  2. 傷だらけの退去立会

  3. 実際にあったサブリース契約トラブル

  4. 【注意】委任なのに解約できない管理業務委託契約!?

  5. あなたは加害者?被害者?騒音トラブルで対応を間違えないために

  6. 賃貸経営における騒音問題への対応事例-上階の入居者からの音編

    賃貸経営における騒音問題への対応事例-上階の入居者からの音編-

電話でのご相談・お問い合わせ

お気軽にご連絡ください

03-6413-9987

受付時間:10:00-19:00
定休日:毎週水曜日
土日祝日も受付しております

最近の記事

  1. 自主管理のオーナーがやってしまいがちな5つの穴
  2. 賃貸経営成功のカギ!「データ分析」入門ガイド
  3. 賃貸物件の空室対策:
  4. 約する前に知っておきたい、これがあったら注意した方がいいサブリース契約の条文
  5. 融資を利用して投資用不動産を購入した場合に気を付けたいデッドクロスとは

おすすめの記事

  1. 3つの空室率
  2. 自主管理のオーナーがやってしまいがちな5つの穴