長く賃貸管理の現場を経験してきました。自身もオーナーとして不動産投資や賃貸経営を行っています。その経験を共有し、皆様の賃貸経営にお役立ていただければと思い本ブログを運営しています。1976年生まれ、2人の娘の父です。
【保有資格】CPM®(米国不動産経営管理士)/(公認)不動産コンサルティングマスター/ファイナンシャルプランナー/宅地建物取引士/相続アドバイザー
施工会社が決まったら早速工事です。
工事の手順は、
- 支柱に穴を開けて水を抜く
- 防水層に切れ目を入れて中の水を抜く
- グラウト注入工事
- 乾かす
- 脱気筒の取付
- 防水層の切れ目を閉じる
支柱に穴を開けて水を抜く
支柱にドリルで穴を開け、中に溜まっているであろう水を抜きます。
もし水が出てくれば、予想していた通り、グラウト注入工事を行っていなかったことが理由による膨れとなります。
どこからも水が出てこなければ、蒸発したのか、それとも原因が他にあるのかどうかも考えなければなりません。
予想以上に溜まっていたようです。今回は、新築時に行っていたアスファルト防水がまだ効いているため、室内への漏水には至っていないとのことでしたが、それが無かったことを想像すると、背筋が冷たくなりますね。
防水層に切れ目を入れて中の水を抜く
防水層にカッターで切れ目を入れ、中に溜まっている水を抜きます。
凄い量の水…
余談ですが、防水層って結構な厚みがあるんですね。
グラウト注入工事
手摺の支柱にあけた穴から、グラウトを注入します。
1回目は液剤が穴から溢れるくらいまで入れ、暫く時間を置き、沈殿させてから2回目を注入します。
液剤を注入している最中も水が出てきます。
初日はここまで。
これから一週間ほど放置し、乾かしてから最終処理を行います。
一週間ほど乾かして脱気筒を取付けてから防水層の切れ目を閉じる
短時間小雨が降る日はありましたが、おおむね晴れた一週間を過ごし、無事に2回目の工事を迎えることができました。
まずは脱気筒を取り付けます。
脱気筒はどうするか迷ったのですが、暖かくなると、蒸気がこもって膨らむ可能性があるというので、念のため付けました。
蓋をして、ウレタンで切れ目を塞いだら完了です。
あくまでも応急措置としての工事ですが、4~5年は持てばいいかなと思います。
全体的に塗り替えるには、足場を組む必要があり、どうせ足場を組むのであれば、一緒に外壁塗装も行うと効率が良さそうです。
百万円を超える支出にはなりそうなので、費用を貯めておかないといけませんね。
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